用語集

Q1 NICU(新生児集中治療室)の看護師とは?えぬあいしーゆーのかんごし

NICU(新生児集中治療室)で、入院時にお子さんに必要な医療的ケアを行います。退院してからも家庭でご家族が必要なケアを行うことができるよう、ケアの仕方を教えます。ケアの他にもそれぞれのご家族の生活スタイルに合わせて、お子さんのお薬の内服方法を考えたり、ミルクの回数のアドバイスをしたりして、お子さんとご家族が心地よく生活できるような生活プランを一緒に考えます。

病院によっては小児科や脳神経外科の看護師が支援を行うこともあります。

Q2 MSW(メディカルソーシャルワーカー)とは?めでぃかるそーしゃるわーかー えむえすだぶりゅー

退院してからお子さんとご家族が家庭で安心して生活ができるよう、障害者手帳や手当など障害福祉の制度の紹介を行います。退院時にご家族が家庭での1日の生活のイメージができるように、家族にとってどのような支援が必要か一緒に考え、地域での生活を支えていく相談支援専門員、訪問看護師への橋渡しを行います。

Q3 保健師とは?ほけんし

市内16か所の保健センターに所属し、妊娠期から子育て期までの保護者および家族等を対象に電話相談、面接相談(家庭訪問の形式もあります)により、子育てに必要な情報を提供・助言、相談を受けるなどして継続的な支援を行います。

ここでは市内16か所の保健センターに所属する保健師について説明しています。病院等に所属する保健師とは役割が異なる場合があります。

Q4 通所支援(児童発達支援、放課後等デイサービス)事業所スタッフとは?つうしょしえんじむしょすたっふ

以下の事業所でお子さんの発達支援をします。

児童発達支援事業所・・・お子さんの発達の過程や特性などに応じて、個別や集団での活動を行い、発達上の課題を達成できるように支援を行います。

放課後等デイサービス事業所・・・学校や家庭とは異なる時間・空間・人・体験などを通じて、一人ひとりのお子さんの状態に応じた発達支援を行います。

Q5 障害児支援利用計画(サービス利用計画)とは?しょうがいじしえんりようけいかく

児童発達支援や放課後等デイサービスなどをお子さんやご家庭の状況に合わせて利用するための計画で、これらのサービスの利用申請にあたって作成、提出していただく必要があります。また保護者の方がセルフプランとして作成することもできます。

Q6 相談支援事業所とは?そうだんしえんじぎょうしょ

障害のある方の地域での生活・福祉に関する相談ができる機関です。生活上の多岐にわたる困りごとについて相談ができ、放課後等デイサービスや児童発達支援などの通所支援やその他の障害福祉サービスの利用のための情報提供や利用計画(Q6)の作成といった支援を受けられます。

Q7 相談支援専門員とは?そうだんしえんせんもんいん

利用者が適切な支援を受けることができるようにサービス利用計画案・計画の作成、各機関との調整を行います。サービス計画の作成にあたっては、ご自宅を訪問して面接を行い、日常生活の中でお子さんができることと支援が必要なことをご家族と一緒に考え、よりよいサービスの利用ができるように手助けをします。

Q8 受給者証とは?じゅきゅうしゃしょう

児童発達支援や放課後デイサービスなどのサービスの申請をされた後に、1か月あたりに利用できるサービスの日数(移動支援の場合は時間数)やサービスの利用にかかる保護者の負担額の記載がされた証書になります。

Q9 訪問診療とは?ほうもんしんりょう

療養されている方で、疾病、傷病などにより通院が困難な方に対して定期的に訪問し、診療を行います。

Q10 訪問看護師とは?ほうもんかんごし

ご自宅を訪問して病気や障害に応じた看護を行います。健康状態の観察、病状悪化の防止・回復、療養生活の相談とアドバイス、リハビリテーション、点滴、注射などの医療処置、痛みの軽減や服薬管理、緊急時の対応について、主治医・薬剤師などと連携しながら支援を行います。

Q11 児童相談所の児童福祉司とは?じどうそうだんじょのじどうふくしし

児童相談所において、ご家族から子どもに関するあらゆる相談に応じたり、必要な支援を行ったりします。

名古屋市では、医療的ケアが必要なお子さんが退院される際に、病院によってはMSWから児童相談所の児童福祉司へ連絡し、退院カンファレンスに児童福祉司が出席することがあります。児童相談所の児童福祉司は子育てから子どもの心身の発達、障害の特性に応じた相談などあらゆる相談に応じることができます。自宅での生活に移行した後に困りごとが出てきた際は、児童福祉司にご相談ください。

Q12 子ども医療証とは?こどもいりょうしょう

愛知県内の病院で受診をする際に、健康保険証とともに子ども医療証を窓口に提出すると医療費の自己負担額が助成され、無料の取り扱いとなります。以下の条件に該当する医療費の自己負担額が無料となります。

15歳到達の年度末までの入院および通院の医療費(令和4年1月診療分から)

生活保護を受けているご家庭、児童福祉施設等に入所しているお子さんは助成対象外となります。

入院時の差額ベッド代、健康診断、予防接種、文書料など保険診療の対象とならない費用や入院時の食費負担(標準負担額)などは助成されません。また、高額療養費・家族療養附加金等の支給がある場合は、その額を助成額から除きます。

Q13 障害者手帳とは?しょうがいしゃてちょう

身体障害者手帳、愛護手帳(療育手帳)、精神障害者保健福祉手帳の3種の手帳を総称して障害者手帳といいます。

各種手帳の詳細についてはこちら

Q14 障害者手当とは?しょうがいしゃてあて

障害者手帳の等級や障害の状態によって手当が支給される場合があります。受給できる手当の種類や金額は障害者手帳の等級や障害の状態によって異なります。一部の手当は支給の対象であっても所得制限などのため、支給されないことがあります。

各種手当の詳細についてはこちら

Q15 地域療育センターとは?ちいきりょういくせんたー

子どもの発達に関する専門家を配置し、発達相談、診察・ハビリテ―ション、発達支援などお子さんやご家族の状況に応じた専門的な支援をしています。

詳しく見る(外部リンク)

Q16 療育グループとは?りょういくぐるーぷ

地域療育センターで行われる療育グループは少人数の集団で過ごすことでお子さんの発達を促すとともに、個々のお子さんに合った子育てをスタッフと一緒に考えていく場です。

Q17 理学療法とは?りがくりょうほう

理学療法はPhycical Therapy、略してPTといいます。基本的動作(座る、歩くなど)、運動機能の向上を目的とした、体操、運動、温熱、電気、マッサージなど物理的手段を用いた訓練です。

Q18 作業療法とは?さぎょうりょうほう

作業療法はOccupational Therapy、略してOTといいます。巧緻性、日常生活動作、 上肢の運動機能の向上などを目的とした訓練です。

Q19 言語聴覚療法とは?げんごちょうかくりょうほう

言語聴覚療法はSpeech-Language-Hearing Therapy、略してSTといいます。言語機能、聴覚機能、摂食・嚥下機能の向上を目的とした訓練です。

Q20 臨床心理士とは?りんしょうしんりし

精神神経科・心療内科・小児科などで、ご本人やご家族の心理相談を行っています。病院において、医療的ケアが必要なお子さんなどへの心理ケアが必要だと判断された場合に支援を行っています。

Q21 看護師とは?かんごし

入院時にお子さんに必要な医療的ケアを行います。退院してからも家庭でご家族が必要なケアを行うことができるよう、ケアの仕方を教えます。ケアの他にもそれぞれのご家族の生活スタイルに合わせて、お子さんのお薬の内服方法を考えたり、ミルクの回数のアドバイスをしたりして、お子さんとご家族が心地よく生活できるような生活プランを一緒に考えます。

お子さんに医療的ケアが必要になったタイミングや必要な治療により、NICUや小児科、脳神経外科の看護師が支援をすることもあります。

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